2013-01-01から1年間の記事一覧

大白蓮華 巻頭言 2013年(平成25年)12月号(No.769)

わが友は「功徳善根」の長者なり 創価学会名誉会長 池田大作 地上に美しく咲き薫る花を愛でる人は多い。 地中で粘り強く支える根を褒(ほ)める人は少ない。 けれども、ドイツの大文豪ゲーテは、人知れずに根を張りゆく草木の誇り高き「心」を謳(うた)い上…

今日も広布へ 41-42

名誉会長と共に 今日も広布へ 第2部 41〜42第41回 幸福の道を大胆に進め (2013.10.27付 聖教新聞) 今、若きリーダーが先駆を切って弘教に走っている。最高に偉大な青春の劇だ。大胆に進むのだ。 折伏は、どんな善よりも、はるかに尊い、一番の善である。…

大白蓮華11月号 巻頭言

大白蓮華 2013年(平成25年)11月号(No.768) 巻頭言 創価の青年は人類の希望なり この人生において、勝利は、どこで決まるのか。 波乱万丈の使命の一生を生き切った、アフリカの環境の母ワダガリ・マータイ博士は言われていた。 ――意気消沈した、その時に…

今日も広布へ  40

第40回 題目は全てに勝利の原動力 (2013.10.20付 聖教新聞) 希望あふれる未来部の皆さん! 勇んで進みゆく挑戦の心が、私はうれしい。 1960年の10月、私は、初めて世界へ旅立ちました。 それは、師匠である戸田城聖先生から託された「広宣流布」すなわち「…

今日も広布へ 39

第39回 自分が変われ 行動を起こせ (2013.10.14付 聖教新聞) いよいよ、教学の秋、人材育成の秋本番だ。 今、新しい英知と情熱の若人が陸続と集い、生き生きと立ち上がってくれている。 未来は明るい。見事な発展だ。これほどの喜びはない。 これからも、…

今日も広布へ 38

第38回 縁した友に大誠実の対話を (2013.10.6付 聖教新聞) 晴れやかな総本部の竣工、おめでとう! すごい学会になった。すごい人材が育った。私は本当にうれしい。布陣を整え、さらなる発展へのバトンタッチを頼みます。 これまで頑張ってくれた友は、後継…

今日も広布へ 36-37

第36回 女性の祈りに勝るものなし (2012.9.21付 聖教新聞) 晴れやかに、また、にぎやかに、伝統の婦人部総会が、各地で行われている。 自在に創意を光らせ、希望の対話の花を、楽しく咲かせている。本当に素晴らしい。 女子部も元気に友情のスクラムを広げ…

大白蓮華10月 巻頭言

大白蓮華 2013年(平成25年)10月号(No.767) 一人が変わる! 一人から変わる!最も深い苦悩の闇から立ち上がった人間の魂が、最も明るい星シリウスの如く輝きわたる地球を! これは、ブラジルの天文学者モウラン博士と語り合った夢である。 いかに時代が進展…

今日も広布へ 31-35

第31回 永遠に常楽我浄の大道を (2012.8.11付 聖教新聞) お盆に当たり、各地の墓地公園・主要会館で諸精霊追善勤行法要が厳粛に営まれている。 夏空に緑が美しい墓園には、今年も多くの皆様が訪れている。すがすがしい「三世永遠の安穏の園」で亡き人を偲…

大白蓮華9月 巻頭言

大白蓮華 9月号 巻頭言 2013.No.766 巻頭言 この世で果たさん使命あり 大いなる人生には大いなる悩みがある。大いなる悩みがあるからこそ、大いなる境界が開かれるのだ。 ロシアの魂の巨人トルストイが、行き詰った時に、心がけていたことがある。それは、 …

大白蓮華8月号

大白蓮華 8月号 巻頭言 2013.No.764巻頭言 我らの未来部よ新しき黎明たれ! 「子どもの内にある松明の炎こそ、未来を照らす太陽なのだ」と、かのビクトル・ユゴーは叫んだ。 若き心に希望の炎を信じ、育み、いやまして光輝あらしめていく――ここに、私たちの…

今日も広布へ 30

第30回 白馬が駆けるような勤行を (2012.8.3付 聖教新聞) 人生は幸福のためにある。 幸福の究極と永遠性を説いたのが仏法である。 毎日、勤行で読誦する寿量品には「衆生所遊楽(衆生の遊楽する所)」と仰せだ。 信心を貫けば、生きていること自体が楽しい…

今日も広布へ 29

第29回 未来を開く夏が来た! (2012.7.28付 聖教新聞) 人材育成の夏が来た。未来を開く、鍛えの夏だ。 今、青年部が勇んで弘教に挑んでいる。信・行・学に錬磨の汗を流している。 その心意気がうれしい。 日蓮大聖人は叫ばれた。 「願くは我が弟子等・大願…

今日も広布へ 28

第28回 大勝利の人生を一緒に! (2012.7.14付 聖教新聞) 本因妙の仏法である。 常に、「これから」が人生の本舞台だ。「今から」が勝負の天王山であるとの決意で前へ前へと進んだ人が、栄光のゴールに到達できる。最後に「私は勝った!」と叫べる勝利劇を…

大百蓮華 

大百蓮華 7月号 No,763巻頭言勇気で開け!信念で勝て! 対話は、生命と生命が奏でゆく交響曲である。 活力あふれる全身のリズムも、心通う信頼のハーモニーも、新たな創造の旋律も、対話から生まれる。 北欧デンマークの大教育者ヘニングセン博士は、「…

新・人間革命

奮迅56 山本伸一は、学会の役職について、戸田城聖が語っていたことを、かいつまんで話した。 質問した青年は、「わかりました。頑張ります」と言って、笑顔で頷いた。 途中から話を聴いていた壮年が、前に来て、頭をかきながら言った。 「いやー、耳が痛…

今日も広布へ 27

第27回 さあ前進!皆が主役だ (2012.7.7付 聖教新聞) 前進する生命は、みずみずしい。これこそ、わが勇敢なる同志の姿である。 皆様は、万代にわたる広宣流布の基盤を築く歴史的な時に戦ってくださっている。私は、握手を交わし、肩を抱いて、最大の感謝を…

今日も広布へ 25-26

第25回 尊い労苦は偉大な福運に (2013.6.22付 聖教新聞)わが創価の友は、広宣流布ひとすじに、元気に奮闘されている。私は、「ご苦労さま!」「ありがとう!」と、一人ひとりを心から讃え、ねぎらって差し上げたい気持ちでいっぱいである。 世のため、人の…

 勝利の人間学

第31回 創価の全権大使たれ (2013.6.5付 創価新報)勇気こそ青年の特権 青年の魂は勇気である。鋭敏さも、大胆さも、快活さも、すべて青春の特権だ。 戸田先生は、26歳の青年の私を、学会の初代の渉外部長に任命された。重要な人物との交渉も「大作、行って…

今日も広布へ 24

第23回 「師子王の心」で前進! (2012.6.8付 聖教新聞) 社会の繁栄も、世界の平和も、根本は人で決まる。 戸田先生は、広布の未来を展望して厳然と叫ばれた。 「学会は、人材をもって城となすのだ。断じて、人材の城を築くのだ!」 皆、大きな使命のある自…

わが友に贈る

わが友に贈る [2013年 6月13日]自ら立てた 誓いに生き抜け! 気取りや見栄では 道は開けない。勇猛果敢に勝ち進め! [2013年 6月12日] 広布の便りを届ける 気高き配達員の皆様 毎朝ありがとう! 蒸し暑い梅雨の時期。 健康・無事故を祈る! [2013年 6月11日]…

今日も広布へ 22

第22回 臆するな! 真実を語れ (2012.6.2付 聖教新聞) 戸田先生は師子吼された。 「強く生き抜け! 学会は強気で行け! それが正義のためだ」と。 我らの人間主義の行進を、世界が期待し、絶讃している。すごいことである。 広布に生きる皆様は、いかなる…

大白蓮華  6月号 巻頭言

大白蓮華 2013/6 No.762 巻頭言 創価の母と幸福勝利の大道を! 人生の最高の楽しみとは何か? それは、「苦難に打ち勝つことです」――こう答えたのは、目と耳と口の三重の障がいにも負けず、社会への信念の貢献を貫き通したヘレン・ケラーである。彼女は、「…

大白蓮華 5月号 巻頭言

大白蓮華 2013年(平成25年)5月号(No.761)巻頭言わが街は人間共和の宝土なり 創価学会名誉会長 池田大作 「どんな人であっても、話し合ってみるべきだ」とは、ローマクラブのホフライトネル名誉会長の信条である。それは、なぜか。語り合えば、「必ず、…

大白蓮華 4月号 巻頭言

2013‐4 大白蓮華 巻頭言 友から友へ!歓喜の声を 「勇気ある一歩を、まずふみ出すことです。そして、一歩一歩と前に進み続けることです。そこに、おのずと道は開かれていきます」 私たちの大切な友人である、アメリカの行動する未来学者ヘンダーソン博士は、…

大白蓮華 2013年(平成25年)3月号

大白蓮華 2013年(平成25年)3月号(No.759) 巻頭言 若き友よ、頭を上げよ胸を張れ! 創価学会名誉会長 池田大作 わが敬愛(けいあい)するアフリカの人権の大英雄マンデラ元大統領が、10代の若き日、心に刻(きざ)まれた指針がある。 「勇気をもって立ち向か…

小説 新「人間革命」

法旗58 松山駅から午後二時二十三分発の予讃本線(現在の予讃線)・特急「しおかぜ2号」に乗車した山本伸一は、香川県の高松に向かった。 車窓には、曇り空の下に、穏やかな瀬戸の海が広がっていた。深い緑に染まった大小の島々が浮かび、一幅の名画のよ…

再開

2013-02-05 小説「新・人間革命」 5023 2月5日 編集 法旗53 山本伸一が夕食をとることができたのは、松山支部結成十八周年記念勤行会を終えた、午後八時過ぎであった。管理者室に顔を出し、そこで食事を済ませると、四国婦人部長の佐木昭枝や県婦人部長…