今日も広布へ 38

第38回  縁した友に大誠実の対話を (2013.10.6付 聖教新聞

 晴れやかな総本部の竣工、おめでとう! すごい学会になった。すごい人材が育った。私は本当にうれしい。布陣を整え、さらなる発展へのバトンタッチを頼みます。
 これまで頑張ってくれた友は、後継を自分以上に育て、守り支え、一緒に光っていくことを、無上の誇りとしていただきたい。戦う心は一歩も退いてはなりません。
 新たな使命に立つ友は、燃え上がる学会精神を受け継いで、生き生きと、伸び伸びと、わが誓願の国土で、広宣流布をこれだけ成し遂げたという歴史を残していただきたい。
 立場がどうあれ、皆、自信を持ち、勇気を持って、「三世永遠の勝利のために、これで良し」と言い切れる指揮を執っていくことだ。
      ◇ ◆ ◇
 御書に「仏になる法華経を耳に触れるならば、これを種として必ず仏になる」(552?)
 縁した人、身近な人に、大誠実で語るのだ。私も、徹して折伏をやりきってきた。
 戸田先生は、一対一の仏法対話を実践する友を、最大に褒め讃えられた。
 「折伏を行ずる学会員は、大聖人の御仕事をしているのだ。御本尊が、強靭な生命力と無量の大福運を下さらないわけがない」
 折伏の人は、御本仏の代理なのだから、あらゆる菩薩が友となり、梵天帝釈など無数の諸天善神が来り仕える。魔や鬼神は近寄れない。
 尊き折伏の座にあっては、決して臆してはならない。
 楽しく、自信満々と、そして忍耐強く、この大仏法を語り抜いていくことだ。
 偉大な使命を担う一人一人の活躍を、健康を、勝利を、私は祈り、見守っている。