今日も広布へ 36-37

第36回  女性の祈りに勝るものなし (2012.9.21付 聖教新聞

 晴れやかに、また、にぎやかに、伝統の婦人部総会が、各地で行われている。
 自在に創意を光らせ、希望の対話の花を、楽しく咲かせている。本当に素晴らしい。
 女子部も元気に友情のスクラムを広げている。心美しき世界の乙女が、友のため、社会のため、広宣流布のために生き生きと前進している。これほど尊い青春はない。
 戸田先生は語られた。
 「青春時代は、一生の幸福の土台を築く鍛錬の時代だ」
 「女性の幸福と勝利が決定されるのは、40代、50代からだ」と。
 自他共の平和と和楽を生みだし、正義の人生を歩み抜く中に、真の幸福は築かれる。
      ◇ ◆ ◇
 中秋の名月が美しく輝いていた。月見の宴《えん》のごとき一夜であった。
 月を愛で、友と語り合う。そうした心を忘れない日々でありたい。
 たとえ現実は闇のように思えても、心にロマンの月光があれば、負けることはない。
 御聖訓には「深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し」(御書1501?)と仰せである。
 祈りに勝る力はない。女性の強盛なる祈りで、広宣の勝利の道は開かれてきた。
      ◇ ◆ ◇
 思いがけない病もある。避けられない課題もある。襲いかかる苦難もある。
 いかなる宿命の嵐にも、「今こそ変毒為薬の時!」と、しっかり題目をあげていくことだ。題目の中に、全部、含まれている。
 太陽と共に頑張れ! 太陽は、いつも貴女《あなた》を見つめ光っている。
 人生は、最後の勝利が最高の幸福だ。朗らかに!

第37回  困難が自分を強く鍛える (2012.9.29付 聖教新聞

 後継の宝であり、学会の未来を決する青年たちが、世界中で皆の先頭に立ち、折伏精神に燃えて戦ってくれている。これほど、うれしいことはありません。
 日蓮大聖人は「強敵《ごうてき》を伏して始て力士をしる」(御書957?)と仰せです。
 すなわち、“強敵を倒してこそ、はじめて、強い力を持つ勇者であることが証明される”と言われるのです。
 乱世であるがゆえに、皆さんの日々は、さまざまな障害が立ちはだかり、忍耐と闘争の連続かもしれない。
 しかし、強敵があればあるほど、自分自身を強く鍛えることができる。
 困難の中で、人のため、社会のため、広宣流布のために戦い抜くことは、最高の青春の道を歩んでいることだと、胸を張ってもらいたい。
 妙法と共に、同志と共に、私と共に、勇敢に正義のスクラムを広げながら、よき青年学会を創ろう!
 聡明に、健康で、無事故の前進を頼みます。
 勝ちまくれ!
      ◇ ◆ ◇
 大難と戦われた佐渡の地で、大聖人は未来を確信し、厳然と師子吼された。
 「皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱へがたき題目なり、日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや」(同1360?)
 それぞれの天地で、どこまでも一人を大切に、一人を励まし、一人を育て、自らの今世の眷属を、内外に呼び起こして、己が誓願の人生を堂々と歩んでいってください。
 力強く、共々に、世界広布の大行進を開始しよう!