今日も広布へ 29

第29回  未来を開く夏が来た!   (2012.7.28付 聖教新聞

 人材育成の夏が来た。未来を開く、鍛えの夏だ。
 今、青年部が勇んで弘教に挑んでいる。信・行・学に錬磨の汗を流している。
 その心意気がうれしい。
 日蓮大聖人は叫ばれた。
 「願くは我が弟子等・大願ををこせ」(御書1561?)
 我らの目的は広宣流布である。平和と文化のスクラムを全世界に広げゆくのだ。ここに人類の希望がある。
 同じ生きるならば、大いなるロマンに生き抜きたい。
 青年を呼ぶのは、青年である。
 青年の心を揺さぶるものは、青年の叫びである。
 戸田先生は、どこまでも青年に期待された。
 「ちっぽけな限界や枠など打ち破れ! 縦横無尽に活躍せよ!」と。
 伸び伸びと語るのだ。大胆に進むのだ。中途半端では何も生まれない。
 立派な勝利の人生を悠々と歩んでいける、自分自身を築いていただきたい。
      ◇ ◆ ◇
 先輩が後輩を全力で応援する。人間をつくる。青年を大事にする。これこそ正義の道であり、勝利の道である。
 使命のない人はいない。
 リーダーは、若き友に、慈愛と励ましの風を送っていただきたい。
 今、新しい人材が躍り出ている。すごい学会になった。
 広布の責任感に立った深き祈りがあれば、智慧は限りなく湧いてくる。皆のためになる建設的な意見が大事だ。
 体を大切にして、英気を養い、友を包容しながら、嵐にも微動だにせぬ創価の大城を完璧に築いてもらいたい。
 私は、若き諸君に、「現在ならびに将来の学会をよろしく頼む」と託したいのだ。