今日も広布へ  40

第40回  題目は全てに勝利の原動力  (2013.10.20付 聖教新聞

 希望あふれる未来部の皆さん!
 勇んで進みゆく挑戦の心が、私はうれしい。
 1960年の10月、私は、初めて世界へ旅立ちました。
 それは、師匠である戸田城聖先生から託された「広宣流布」すなわち「世界平和」を実現するための第一歩でした。
 そして半世紀がたち、今や、日蓮大聖人の太陽の仏法は、世界192カ国・地域にまで広がりました。
 今、この各国で活躍するリーダーたちの中に、皆さんと同じ未来部の時に決意して、信心を磨き、語学を学び、力をつけて、世界へ羽ばたいていった人たちが多くいるのです。
 未来部時代の決心と努力が、どれほど大きな力となるか。
 御書に仰せのように、たとえば鳥の卵は、はじめは本のようなものであるけれども、やがて、その中から、くちばしや目が出来上がってきて、ついには大空を飛べるようになる。それと同じように、題目を唱える人は、自分自身の中から、最も力強く、最も偉大な仏の生命を発揮して、使命の大空へ、自由自在に飛び立っていけるようになるのです。〈御書1443?〉
 毎日の生活の中で、少しずつでも題目を唱えていくことは、すべてに勝利する原動力です。
 皆さんは、一人一人が、人類の未来をになう宝の人です。
 どうか、希望に燃え、勇気に燃えて、たくましく祈り、学び、鍛えていってください。