今日も広布へ 41-42

名誉会長と共に 今日も広布へ 第2部 41〜42

第41回  幸福の道を大胆に進め (2013.10.27付 聖教新聞

 今、若きリーダーが先駆を切って弘教に走っている。最高に偉大な青春の劇だ。大胆に進むのだ。
 折伏は、どんな善よりも、はるかに尊い、一番の善である。目先の富や満足を友に送るのとは、次元が違う。
 妙法を持《たも》つ人は、永遠に幸福になっていける。絶対的幸福の道を進んでいける。それを教える以上の善はない。
 日蓮大聖人は仰せになられた。「とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし、信ぜん人は仏になるべし謗ぜん者は毒鼓の縁となって仏になるべきなり、何にとしても仏の種は法華経より外になきなり」(御書552?)
 今は分からなくてもいい。下種仏法であるゆえに、種を植えれば、いつか必ず理解の芽が出る。幸福の花が咲く。
      ◇ ◆ ◇
 会うことが広宣流布の第一歩だ。
 相手の立場がどうかではなく、自分と同じ生老病死と向き合う、人間に会いにいくのである。
 戸田先生は私の手を握りながら言われた。「君よ、広布を頼むよ!」と。私は戸田先生の弟子だ。世界最高の師匠の弟子である。だから、誰と会ってもひるまない。有名人が偉いとも思わない。人間として、わが師以上の人はいないであろう。
 題目をあげ抜いて、自身の仏の命を満々と湧き立たせていけば、相手の中に眠っている仏の命を引き出していける。そうすれば、こちらの仏の命と、相手の仏の命が響き合っていくのである。
 どうか体を大事にして、尊い人生を、楽しい人生を、勇敢に飾っていってください。自らの使命の場所で、勝利をもたらしていただきたい。

第42回  尊き同志に生命の勲章を   (2013.11.3付 聖教新聞

 全国、全世界の創価の同志が意気軒高だ。広布を支えてくださる全ての皆様方に、心から感謝を申し上げたい。
 来る日も来る日も、あの人の奮起を祈り、この一家の和楽を願って、奔走する。
 皆様こそ、生命の大勲章を贈られるべき、最高に尊貴な人である。誰が見ていなくとも、諸天が授けてくださる。三世十方の仏菩薩が、讃嘆してくださることは、仏典に照らして絶対に間違いない。
 日蓮大聖人は、「南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入るなり」(御書787?)と仰せである。
 いかなる状況にあっても、題目を唱えれば、生命は、“宮殿”に入っている。魂は王者である。最後は必ず幸福になる。皆、立派な勝利者の人生を綴っていってもらいたい。
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 戸田先生は大切な人間学を教えてくださった。
 「本当の偉大さとは、たとえ人にしてあげたことは忘れても、してもらったことは一生涯忘れないで、その恩を返していこうとするのだ。そこに仏法の光がある。また人格の輝きがあり、人間の深さ、大きさ、味わいがある」
 どれだけの人を育てたか。それが最高の誉れだ。紙に書かれたものだけが歴史ではない。自分が接する友の心に残すものが歴史なのである。
 生命の絆は何があろうと切れない。友情は人生の花だ。
 一人一人の可能性を信じ、人間として誠意を尽くす。かけがえのない友として、仏縁を結んでいく。その心で進めば、広宣流布の裾野は大きく広がる。皆を讃え励ましながら、人材の大城を築こう!