kankinet2008-03-18

今年も、寒桜が咲きました。熊本に

「躍動の春! 大いに友好対話」 社説聖教新聞より

いよいよ桜花爛漫の春である! 春は躍動の季節である。勇んで動き、大いに語り、“友好の花”を万朶と咲かせていきたい。

 22日からは「春季友好期間」が始まる(30日まで)。特に今年は、婦人部と男女青年部が新体制のもと、清新な息吹でスタートしたなかで迎える友好期間である。

 また、この季節は進学や就職など、人の動きも多い。新たな友情をはぐくむチャンスともいえよう。

 日蓮大聖人は、こう仰せである。「日蓮は、この法門を語ってきたので、他の人と比較にならないほど、多くの人に会ってきた」(御書1418ページ、通解)。

 人と会い、人と語り、妙法の仏縁を結び抜かれたのが、大聖人であられた。日蓮仏法は「対話の宗教」である。一人一人が“新たな決意”に燃えて、はつらつと友好対話の先駆を切っていきたい。

 よくこんな声を耳にする。「友人と対話をしようと思いながらも、なかなか会う時間がなくて」と。多忙な日々の中で、時が過ぎゆくのは早いものだ。だからこそ、“さあ、友人と語ろう”と、決意と目標を明確にして、実践することが大切であろう。

 今、広布新時代を開きゆく女子部の友が、「エンカレッジ(励まし対話)運動」を展開。多くのドラマが生まれている。

 島根県のあるヤング・リーダーは、2年前、知人の誠実な対話に心を動かされ入会。女子部の輪の中で多くの励ましの声に包まれるなか、「私も人の幸福のために尽くしゆく人生を」と思うようになった。

 彼女は、目が不自由な知人に真心の語らいを。知人はあらゆる困難に立ち向かい、懸命に生きてきたが、苦闘のなか、“人は人、自分は自分”と思うようになっていたという。しかし、「学会は本当に温かい」と感動して入会。今、歓喜の波動は各部に広がっている。

 一人の語らいが、さらに新たな対話へと広がっていく。勇気の行動が万波となって、幸福のスクラムを拡大していくのである。

 名誉会長は、「私たちは誠実な対話によって、一つ一つ、“平和と友情の種”を、末永くまいていく使命があります。種をまけば、必ず芽が出て、苗となります。その苗を大きく育ててゆく。そうした作業こそが、広宣流布の運動なのであります」と。

 「3・16」から「4・2」、そして「5・3」へ――誠実な語らいで、歓喜の波を起こしゆこう。(08.03.18:社説)