引責辞任

 7月の参院選自民党公認で神奈川選挙区から当選した小林温議員(43)は4日、陣営の出納責任者が公選法違反(買収)容疑で逮捕、起訴された責任を取り、議員辞職する意向を固めた。自民党関係者が明らかにした。小林議員は同日、記者会見し、正式表明する。遠藤武彦前農相らの辞任に続く、小林議員の辞職で、安倍改造内閣のイメージダウンは避けられない。野党は秋の臨時国会で攻勢を強める方針。

 小林議員の辞職に伴い公職選挙法の規定により、神奈川選挙区で次点だった公明党松あきら参院議員が繰り上げ当選する見通し。

産経新聞 2007-09-04】